機械知能三年授業感想秋ターム

これまではほぼ全員同じ授業を履修していたのだが、秋タームになって初めてとる、とらないを選べるようになった。

 

プラズマ物理

個人的には好きな科目だったがなかなか興味がない人が多いらしい。そのためテストのみでは落単者が続出するそうで救済措置込みで演習プリントを配られる。難易度はそこそこだがこれをしっかり解いて提出すると落単しないらしい。さらに基本的にこのプリントの類題がテストに出るので対策しやすい。過去問も流れている。この科目も遅れて入る場合後ろから入らなければ雰囲気が悪くなるので注意。

 

設計演習2

楽しそうではあるものの確実に地雷だと思われるので履修はしていない、というかやるやついるのかよ。

 

流体工学

前半後半で先生が変わる科目。どちらも授業プリントを持ち込み可。特に後半のテストは過去問と変わらないので楽。自分は前半のテストで計算ミスを連発したため泣く泣く履修取り消しをした。計算が複雑だった気がする。友人2人も取り消していた。

 

原子炉工学

機械知能で(良くも悪くも)最も有名な教授が2年前まで受け持っていた授業。その教授は何度も殺害予告をされ、さらにその紙を持ってきて授業中に配布していた笑。自分は教養でその先生の授業を履修し、衝撃を受けた。その授業には原子物理のピカドン共産主義の某元教授もいた。現在は引退しているため別の先生が教えている。原子炉を設計する、という製図まがいのことをさせられる。ここのTAはコミュ力が謎に高い人が多いため話しかけてみるといいと思う。仲良くなると色々と教えてもらえる。班学習が多く、普段の実験班とは異なる人と関わるのでハズレ班になると大変かもしれない。テストは計算、記述、単語穴埋めなどで大抵はテキストを読んでおけば解ける。なお何故か落単者がでる。

 

工業英語

ゴミ。前半は教授がプレゼンを英語でするときのテクニック的なことを教えてくれる。この時に流れるVTRのおじさんはモゴモゴ話すのでかなり聞き取りにくい。後半はグループに分かれ各先生の指導のもと、自己紹介やフラッシュプレゼンテーションなどをしつつ最終的に自分たちのプレゼンを作る。もちろん英語。先生によっては課題を全く出さない人や逆にほとんど書かないabstractを書かせられたりする。当たり外れがあるが自分のところは何でもしっかりする外れタイプだった。だいたいA-かA。

 

伝熱2

履修してはいけない。

 

メカトロニクス演習

北大は今すぐにやめるべき科目。実験が2回、C言語の演習が2回あった後にクレーンを組み立て、プログラムを組むことでナットをたくさん移動させようとする。C言語の演習はコードの打ち込みの必要性がなくなったので非常に楽。TAと協力してやると2回目の授業の途中ですが終わる。逆に自分で悩んでもあまり意味がないので(特に凡ミス)すぐに相談しましょう。実験も単純ですぐにおわる。問題なのはクレーンの方でパソコンとモーターが配布されるのだがそれらの性能によって動かない等の事態となる。パソコンは絶対に新しそうなものを選びましょう。モーターは箱に故障、という文字がないかどうか確認するべき。また先生に言われたこととTAに言われたことだったら絶対に先生に言われたことを信じましょう。取り返しのつかない事態になることが多いです。

 

表面工学

機械知能で最も優しい教授が担当。量子力学と材料科学の融合のような科目。例によって板書が適当なもののしっかり前回の復習を30分ほどかけてしてくれる。なお、授業は30分ほど早くおわる笑。授業内容は個人的に好き。2年生で使ったと思われる量子力学の教科書に色々と書いてあるので参照すると良い。また質問対応が非常に良いため是非するように。過去問は研究室のホームページから入手可能で傾向がはっきりしているためテストは楽、というかテスト直前に答えをほぼ説明してくれる。唯一成績で差がつくと思われるのは感想文のみなので事前に用意していくと良い。今年は留学生の要望で英語と日本語両方を使って授業をするという暴挙に出ていた。授業途中から英語オンリーになることがしばしばで困惑した。ただ日本語のわからない留学生が来ない、と思われる来年以降にはこのようなことはないと思われる。