カンボジア放浪記その9

つづき

いろいろみて周りお腹が空いてしまった。流石に市場で食べる気にはならずパブストリートを彷徨くと意外と店が開いている。しかも安い。ビールがジャッキで0.8〜1.5ドルくらいだったはず。いろいろみたあと、レッドピアノという赤いソファやオブジェの店に入った。ここはアンジェリーナジョリーもよく来ていた店で前日から気になっていた。ちょうど昼食前だからだろうか、店には欧米人グループしかおらず、店員も暇そうにしていた。

店に入り、道路側の席に座る。ちなみにパブストリートの店はどれも半屋内で店と道路は壁等で一切仕切られていない。注文しようとするとやはり全部英語。クメール語版もあると冗談を言われたが読めるわけもないので断る。とりあえずビールと地元のプレート(牛肉をナンプラーと胡椒などで炒め目玉焼きとトマトを添えたもの)とビールを、友人はカルボナーラとビールを注文した。そんなのどこでも食べられるじゃん…と言いながらビールを飲んでいると料理が運ばれてきた。どちらも大きい。それに値段も非常に安かった。正直なんとか食べ切れた、という感じ。食べながら本当にいい国だなぁ、と思った。

食事をしてぼんやりしていると元負傷兵の様な人が杖をつきながらやってきた。近くに座っていた欧米人グループの人と話をしたあとお金をもらっていた。自分たちのところにもくるかなぁ、と思っていたらスルーされた。ガキだと思われたのかな。それとも何かポリシーでもあるのだろうか。

マッサージは安く、気持ちもよかったのだが関節を鳴らすのだけはやめて欲しかった。それ以外は概ね満足。また行きたい。感想が少ないのはすぐ寝てしまって記憶がないため。