卒論進捗状況報告2

つづき

准教授に言われた時間に大学に行く。怖いなぁと思って居室に入るとなかなかフレンドリーに話してきた。准教授は顔がかなり怖いが優しく、また同じ県出身ということがわかった。

また前日と同じような説明を受ける。なんとなく概要は理解した気がした。実際には全くできていないのだが。

1時間ほどで終了。実験背景を学ぶために博士の修論を渡された。読んでみるとすぐに自分の研究と関係ない話に突入していた。博士には修論は読まないで教授から論文をもらうように言われたのだが、准教授はこれを読め、と言ってくる。いきなり上司的なものが複数人いる弊害が発生。とりあえず教授にメールで論文が欲しい、と伝えると貰えた。確かに自分の研究に近いな、と思いこちらを読むことにした。

後日また准教授に呼び出された。この時は博士も一緒で、設計しなくてはならない装置について詳しく話を聞いた。自分の実験で用いる計測方法は難しい技術らしく、大きな装置を組んで測定する必要がある。しかし、最近の論文でとある素子を用いると小さな装置で事足りるということがわかった。教授としても博士としてもそれは助かるらしく、これを使ってみよう、ということになったようだ。そしてその設計をしてくれ、ということになった。

装置の概要とメーカーのカタログと素子の探し方を教えてもらい、その日は終了。家に帰りいろいろ調べてみることに。しかし、例えばレンズといっても様々な種類があり、何を使えばいいのか、使う理由など全くわからない。しかもほとんどデータが英語で書いてあり、訳がわからない。しょうがないので博士に翌日質問に行くことにしてその日は寝た。