釧路旅行記その2

釧路に着いて2日目。この日は観光バスで摩周湖屈斜路湖、阿寒湖を見に行った。前日の疲れからか自分も同行者も寝坊してしまい朝食を食べずに急いでバス乗り場へ向かった。楽しみだったのに…。

2日目はかなり天気が良かった。数年前に来た時には天気が悪く摩周湖が完全に霧がかかっていた。しかし今回はしっかりと晴れており摩周ブルーを見ることができた。霧の摩周湖も幻想的だが自分としてはこちらの方が好きだ。売店で売っているあげいもが美味しかった。朝食を抜いて正解だったかもしれない。

その後硫黄山に寄った。硫黄山では硫黄の塊から煙がもくもくと上がっていて腐卵臭がすごかった。また坂を上っていくと温泉が湧いていてさわると大変熱かった。このようなところでは温泉卵が定番だと購入。なかなかに硫黄の匂いが染み付いており、殻を剥いた後に手の匂いを嗅ぐと腐卵臭がひどかった。卵ではなく源泉を触った影響かもしれない。

次にバスは屈斜路湖へ向かった。屈斜路湖はこの3つの湖の中では一番大きく、例のごとくクッシーなる怪獣が住んでいる、という話があった。なんでもネッシーの妹?とのこと。ほんとかよ。

バスが止まったのは屈斜路湖の砂湯、というところだった。砂湯では砂浜を掘ると温泉が湧いてくるらしく、みると子供達が一生懸命に貼っていた。スコップ等を持っていなかったので自分では掘れなかったが確かに水が湧いていたし触ると熱かった。飲料用の温泉もあり、甘ければ健康、酸っぱいと疲れている、と言われて飲んだが味はしなかった。がっかり。

その後阿寒湖へ向かった。阿寒湖の周りには阿寒湖温泉があり、賑わっていた。ただこのころから天気が崩れ始めていた。阿寒湖温泉にはアイヌコタンがあり文化や食事を楽しめる。自分はここで野生丼を食べた。野生丼は鹿肉を味噌(味音痴なのであまりわからない)などで味付けし、卵でとじた後行者ニンニクや野菜を乗せたというようなものでとても美味しかった。味を再現できるようになりたい。

その後カラカミのCMでよく見るニュー阿寒ホテルの温泉に入った。屋上には水着着用で入ることのできる温泉があり、温泉から落ちる水がすべて湖に落ちていくような感じがして面白かったし眺めも良かった。ギリギリまで行かなければ高所恐怖症の人でも楽しめると思う。

温泉を堪能した後(ほんとは出発時間の関係であまりゆっくりできなかった。)釧路駅に向けてバスは出発した。途中鹿やタンチョウ、キタキツネも見ることができた。この観光バスはピリカ号といい、とてもオススメです。大人1人4600円。

釧路駅についてmooという複合施設に向かった。市場やお土産物屋、食事処などが入っており、毛ガニのクレーンゲームもあった。そこではお土産とさんまんまを購入した。さんまんまはさんまを開いて焼いたものを寿司のようにご飯と大葉の上にのせたようなもので大変美味しかった。夕日が有名とのことだが残念ながらビルで見ることができなかった。高台を探せば良かったと後悔。

 

終電車で札幌へ帰還。心残りの多い旅行だったのでいつかまたリベンジしたい。